2007 Cadillac Escalade ESV


千葉県のお客様のお車のご紹介をさせていただきます

2007 キャデラック エスカレード ESV
Puente Hills Buick Pontiac GMC

現地で調査中のこと、以前お越し戴いて色々話させて戴いたお客様からメールが入りました。
換算レートはそのとき下がりに下がって100円。TTSは101〜102円を行き来しています。
もし07のエスカレードを買った場合、400万円(乗り出しは500万円位になりますが)で買えるって事?というお話を戴いたのです。とはいえ、私は帰国を予定していたため、もしすぐに見つかるならラッキーですが、良い車が見つからなければ、今回は諦めざるを得ない事情を了解の上での調査が始まりました。

私の帰国まで残る2週間ほどです。
焦って購入したくないので、通常通り厳密に調べていきます。

除外に除外の末、とあるGMCディーラーの一台に行き当たりました。条件も良かったので報告、、引き続き検索をしていると他のGMCディーラーでエスカレードESV(ロングホイールベース)に突き当たり、お客様の所有のお車がTYUKON XL(ロングホイールベース)であることを思い出し、勝手に調査をしてみたのです。

テストドライブを終えて、コンディションと走行距離が遥かに良いことに感心しつつ、こんな車に乗って欲しい!!と自分のもののように感じたのです。お客様からレギュラーサイズの交渉のご依頼を戴いたのですが、一方のエスカレードESVに惚れてしまい、話をしてみたのです。

当時の価格はレギュラーサイズより更に1万ドル(100万円)高い価格で掲載されていました。もし数十万円程度の差であれば買いたいとのお話に乗って、早速交渉を始めたのです。

午前中の交渉の結果3000ドルの値引き(それでも希望より7000ドル/70万円ほど高い)。一旦事務所に戻り近況報告です。午後にもう一度頑張って希望に沿わなければ、最初のディーラーのレギュラーサイズの契約で良いとお話を頂いたのです。でもどうしても何とかしたいのです。現車を見たら、きっと喜ぶはずだと確信し、ディーラーで交渉再開です。まずもう一方のGMCディーラーの車両のプリントアウトを提示し、価格が見合わない場合は、この足でそのディーラーで購入する旨を伝えました。
希望価格より70万円程度高が、40万円の差に縮まりましたが、ここから大苦戦。

アメリカでは、ある程度下がると値引きの権限を持つ人間が限られます。
提示しても首を縦に振らなければ、更に権限を持つ人間にいわば担当者が直訴します。その間5分や10分の牛歩戦術です。

価格差がありすぎると大抵は締め出されますが、その日は来客数が少なく売り上げが伸びず困っていると他のセールスマンと世間話していたので、望みにかけてみたいところです。追い出されるまで居ようと、彼らの牛歩戦術にはまってみました。

なかなか希望価格が提示されません。再提示し返答があるまでの5分を幾度となく繰り返します。
提示価格を1万円ずつ下げてみたり、ひどい時には数百円とか数十円といった価格です。
流石に胃が痛くなり、ストレスを溜める時間が長引きます。
夕方始めた交渉が夜9時、既に3時間交渉に掛かっています。なのに、希望価格まで30万円程度開いています。もう駄目かな?と弱気になるつつ、気を引き締めていきます。
こうなったら旅は道連れです。いつまでもココにいてやろうと。

夜11時、希望まで200ドルというところまできました。最終的に相手の提示条件はあと残りの200ドルはパワーカウンティーが負担をするという条件です。心が動きますが、これを受け入れたらプロとは言えないし、断念は出来ません。こういうセリフは実は今まで何度も経験済みで、今まで乗り切ってきています。
私は再度、希望価格は書類作成費などを含めたアウトドアー価格であって車両価格ではないので、まだ300ドル高いといって、ディーラーを飛び出しました。
それもそうです。お客様は1ドルでも高ければ買わないと念を押しているのですから。
更に、私はお客様がESVを買ってもレギュラーを買っても、同じ手数料を戴くのだから会社の利益を販売店に負担するつもりはないと念をおしたのです。
この時間ならもう他のお客さんがいないので、翌日一番乗りで来ればきっと希望価格が成立すると確信して帰路につく事にしました。

ところが、私が自分の車に乗り込んでエンジンを掛けたとき、
マネージャーが窓をたたき「Conglaturations」の一言です。ようやく交渉成功です。
今思えば、セールスマンもマネージャーも夜0時まで誰も帰らずお互いに頑張りました。

仮契約を済ませては車をホールド、翌日小切手を作ってディーラーで本契約完了、タイトルを入手、数日後には港へ直行です。なんとも驚くようなトントン拍子と思えそうですが、内情を明かせばそんな苦労があります。

実は帰ってから、粘りに粘った価格をインターネットで全米を対象に調べると、同年式のESVは一台も購入ヒットしなかったのです。
近い価格が出てくるとしても走行距離や履歴が比較になりません。

つまり全米で一番安い価格で購入できたのです。
もちろんワンオーナー、オリジナル、ディーラー認定、装備、履歴、距離も申し分ありません。

こう言ったら怒られるかもしれませんが、なにしろこの車両を購入できて誰よりも私が一番嬉しかったかもしれません。


もちろん安く買えたからといって手数料を増やしたり検査料金を増やしたりしていないことは、言うまでもありませんが、こうして快くお客様が手数料を下さるからこそ、それ以上の努力ができるのです。

入港後は、お届けに際してなかなかお客様の希望日(ゴールデンウィークなので当然ですね)の日程にあわず、大変ご心労をおかけしたのですが、高久さんが出来ないと言うなら、本当にできない事なんだろうと仰って戴いたせいで、やっぱり何とかしないとと思い、期日に間に合わせる事ができたのでした。北風と太陽の太陽のようなシナリオでした。

(ご注意)
買い付け手数料はあくまでも購入が完了した時点でご請求させて戴くもので
購入が決まらなければ一切ご請求するものはございません。
そのため、売買交渉はご購入が大前提で、むやみやたらな交渉のご依頼や
遊び半分での調査のご依頼はご遠慮下さいますよう、お願い申し上げます。

調査対象:Puente Hill Buick GMC Pontiac(ラ プエンテ ヒルズ)


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