2007 Toyota Tundra Limited TRD


中部地方のお客様のお車のご紹介をさせていただきます

2007 トヨタタンドラ リミテッド クルーマックス
4WD、TRD ホワイト アリゾナディーラー(Colorado River Ford of Bull Head City)

あるとき、トヨタタンドラについて、お電話でご相談を頂き、ご参考までに乗り出し価格をお伝えしました。それから1年弱、相場も下がりつつあるなか、再度ご依頼のご連絡を頂きました。
「覚えていますか?」とお話を頂いた時に、前回のお電話では「トラックとはいえ、高級車の値段ですねぇ」とお話されていたのを思い出し、高級車とは思えない価格で何とかしたいと改めて思わされたのです。

早速調査が始まりましたが、私自身が数ヵ月後にアメリカに行く予定があったため、
それまでに市場調査がはじまりました。
もし良いものがあれば渡米前でも購入したい!と思い、最初につきあたったのが
サンフランシスコにあるブルーのタンドラです。最初は予算の関係上、SR5、ダブルキャブとの予定でしたがもしクルーマックスであれば願ったりとの声に、さらに気合を入れてクルーマックス、もっと欲を言えばリミテッドを見つけ出したいと思うのでした。もし黒か白であればパーフェクトです。結果的にはサンフランシスコのディーラーのタンドラは購入することができませんでした。事前にスタッフが現車調査をしたのですが、居ても立ってもいられず、国際電話で私が直接話をしたところでは、結構強気なディーラーであることと、マネージャーが日系であるにも関わらずとにかく雰囲気の悪い男でした。あまりにも腹立たしい対応に、英語のスタッフを呼んでくれと言ってしまった位、サービス業の風上にも置けない態度でした。(車屋さんは私は販売業でありながら、立派なサービス業であると認識しています)

結果的に購入できなかったのですが、気を取り直して新たに調査開始です。
他に、ロサンゼルス市内にあるレクサスディーラーにまたまた良い条件の車が出てきたのですが、売るか売らないかはっきりしません。なんとなく売約済みのような話だったり、かといってインターネットに掲載していたり。結局、購入はあわてず静観したまま、私の渡米の日となりました。

とは言え、なかなか見つからないまま、時間ばかりが経過します。何とか底値で探しているのですから簡単ではないのですが、TRDのようでTRDでない、履歴が気になる、走行距離に不満が残る。板金状態が気になったり、オーナー数が多かったりです。とにかく下取りで入庫した車両でない限り、基本的に価格がどうにも手が出ないような状況でした。足を伸ばしてみるものの、調査の失敗、陸送代などを考えると、リスクが高いものばかりで、思うように行動できません。
あるとき、インターネット(Autotrader.com)でアリゾナのフォードディーラーが販売していた車が条件的にまさにぴったり!!リペイント箇所も無さそうだし、オリジナルのまま。問題はやはり価格です。希望価格の4.000ドル程度高いものです。さらに、もし購入するとカリフォルニアより高い書類作成費用(Doc Fee)が考えられ、陸送費用も1.000ドル以上上乗せ。
それでも、当時の相場価格より安く、値引きしてまで私に売るような恩義もなく買える様な車ではないのですが、私には履歴から、つい最近下取りで入庫したものであることがわかっています。下取り価格から逆算すると、きっと更に4.000ドル安くても利益が出るはず、とにかく即日決行、真夜中に出ては午前中のディーラー到着を予定に出発です。

車両はほぼパーフェクトです。半年前に新車で購入された車で、フルオプションのMSRP(定価)は47.000ドル弱です。走行距離も1万マイル以下、新車と言えるような車両だったのですから。その状況を知った時、希望の価格は太刀打ちできないと思いつつそれとなくソフトにアタックしてみたのです。小さくクラックしているフロントガラスの修理は簡単な交渉としても、やはり彼らのご機嫌を損ねたのはこちらの提示価格です。全く話になりませんでした。せいぜい500ドルの下げ幅で、4.000ドルの値下げはとんでもないということです。マーケットプライスで考えてしまえば、希望の価格の6.000ドル高くても、売れる条件の車だったからでもあります。予想の範囲内です。事前にお客様には、当たって砕ける話をしてありますので、とりあえず駄目モトで挑戦しましょうとお伝えしてありました。もし断られた際に、次につなぐように、私の年齢に近いそこのマネージャーのゲリックに世間話をしつつ、とにかくロスに戻らなければならないことと、引き続きタンドラの調査をして回る話をし、他の車両もあればお世話になりたいとの意向を伝え他の調査車両のリストを見せてディーラーを後にします。
遠方のディーラーに行く時は、3通りの対応が考えられます。
「折角遠くに来たのだから、妥協しても買う」
「わざわざ来てくれたのだから、手厚く歓迎、交渉をする」
「距離に関わらず、標準的な応対をする」
というのが今までの経験です。さて、このディーラーはどうでしょうか。
とにかく良い条件を引き出すには相手の気持ちを汲んだり、マネージャーといろんな話をしたり、私はよく自分の会社について話をします。単に利益を追求しているわけではなく、アメリカの車が日本でもっと認知されるように、兎に角良い車だけ日本に輸出しているんだと理解を深めてもらいます。正直なところ、日本人の輸出業者は私が話しを聞いている以上では、あまり良く思われていません。日本への輸出と聞いた途端に締め出された経験もあります。とにかく「エゲツナイ」的な批判を受けたこともありますので、その場で取引が成立しなくても、私は必ず日本人輸出業者が必ずしも悪いことばかりしているとは限らないと観念をすこし改めてもうらうように努力しています。あいつは良い奴だったと思われれば、いつかきっと良い再会があると信じています。

話はそれましたが

それから数日、私が他の一件で、GMCディーラーBUICKの調査です。
タンドラではありませんが、BUICKの交渉で話が決裂していました。上記のように、日本人ブローカーには車を売らない!!とキツイ一言を言われ、説得に躍起になっていました。ロスから3時間掛けて調査にきたにも関わらず、話を聞かずに一言で追い返すとは、幾らなんでも非常識な話です。ブローカーと嫌な言われ方をされては名刺すら受け取ってもらえずに、歯を食いしばって帰路についたころ
アリゾナディーラーのゲリックから連絡が入りました。
思いが伝わったのでしょうか、「いつアリゾナに来れるんだい」の一言。
私の表現で、Good Luck Comes After Bad Luck!!(嫌な事に耐えれば必ず良いことが訪れる)をタイミングよく体感した瞬間です。彼は、希望の条件を飲むよという電話をしてきたのです。書類作成費などを含めてた総額(Out Door Price)を希望プライスにすることと、フロントガラスを修理すること、タイトルの発行を速やかに行ってくれることとなど、すべてこちらの意向に沿う条件で
またもや即日現地を訪れました。契約1時間、往復11時間の合計12時間、心に残る1台でした。

その後はキャンパーショップでLEERのトノカバー(最近のモデル)、純正新品ベッドライナーを装着し、シッピング、日本入港後は順調に検査を通過し、無事にお客様にお届けすることができました。

純正のトノカバー(折りたたみ式)が欲しい方、オーナーさんが幾らかでお譲りしますとのことですので、気になる方は是非ご連絡ください。

P.S.先日(お届けから半年経過)、おどろくような価格で買い取るよと車屋さんから言われた!!とお電話を頂き、更に自慢のお車になったようです。私も感無量の思いです。

調査先

Colorado River Ford of Bull Head City, Arizona
(コロラドリバーフォード オブ ブルヘッドシティー)

場所

Bull Head City Arizona
(アリゾナ州ブルヘッドシティー)


Power County